◇ CAN232/CANUSB 情報 ◇
・Windowsデバイスドライバーについて、
CAN232についてはデバイスドライバーが必要ないので無関係ですが、新しいCANUSBを使用する場合、USBのデバイスドライバーが必要です。
2015年春からCANUSBのデバイスドライバーが変更になりました。
これまではメーカーLAWICEL社独自のドライバー指定でしたが、これ以降はUSB-Serial変換素子メーカーとして実績の高いFTDI社のドライバーと
共通になります。FTDI社はwindowsのバージョンに合わせて直ぐ対応したデバイスドライバーを公開し、MicroSoft公認となりますので、
インターネットに接続された状態であれば、PC内になければ自動的にネットを検索し、ドライバーを組み込んでくれます。組込作業は必要ありません。
変更前の旧CANUSBを新規のPCに組み合わせて使用する場合は、旧のデバイスドライバーを組み合わせる必要があります。
新、旧の区別は、 CANUSBの本体に付いている黄色ラベルの製品シリアルナンバー直前に「+#」のマークが付いています。旧型は「 # 」だけです。
・車載CANバス用ケーブル
車載されているCANコンピュータからの車速、診断情報、等を読み出すため用意されている OBD2コネクタと、CAN232、CANUSBを接続できる
ケーブルが低価格で提供されています。自作しようと検討している方は是非ご検討下さい。CAN232ではこのケーブルで接続すれば、
車両の12V電源が接続されますので、CAN232本体用の電源を別に用意する必要がありません。
・CANケーブルとしてのLANイーサネットケーブルの利用
CANバスでは、CAN-HとCAN-Lのラインはツイストペアケーブルでつなぐ必要があります。一方LAN用のイーサネットケーブルは4対の
ツイストペアケーブルの構成となっております。LANケーブルは大量生産されており、最近は安く入手性も良いケーブルです。
このツイストケーブルを利用してCANバスに利用できるようにコネクタを用意しました。最近のLANフラットケーブルを使用すれば、
安価で軽量なスマートな接続を利用できます。 CAN_Tool\Cable_T1.htm を参照下さい。
・弊社で開発した対応モニターソフトとCAN232、CANUSB本体の両方を購入する場合、セットで購入すれば安価です。
・CAN232の本体ハードウェアをそのまま利用して、内部マイコンのソフトウェアをお客様のご要望に合わせたカスタムソフトの
作成を承ります。社内の試験機用としての利用などに便利です。
詳細はお問い合わせ下さい。 support@compass-lab.com
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