Ethernet to CAN Bus ;  CANバスアダプター


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NetCAN Plus 110

NetCAN Plus 120 WLAN

イーサネットケーブルまたはWLANを通じて、CANバスをPCへ接続します
CANバスと別のCANバスをNetで接続する事も出来ます
CAN2.0A/2.0Bで1MBit/sまでの高速CANバスをサポート
この商品は、ドイツ VS Com 社の製品です



NetCAN-PLUSシリーズは、イーサネットまたはWLAN越しにPCとCAN-Busを接続するCAN-Busアダプタです。
Net使用によって遠隔からCANーBusをモニターしたり、CAN-BusとCAN-Busを接続したりすることが可能です。
CAN-Bus毎にNetCAN Plusを接続して、それらをLAN接続すれば、ブリッジ接続となり、接続の仕方によって、
NET設定の比較的簡単なトンネルモードなど、目的に応じた接続でCAN-Busのモニターや制御が出来ます。
LANから送られるデータは、ASCII 文字で、データの並びはCANUSB,CAN232と同じ文字配列で受信されます。



◆ 主要特性

・LAN、WLANによるCAN-Busアクセス
・CAN2.0A、CAN2.0B 1MBit/s CAN High Speed。
・LAN 100/10イーサネット自動判別 WLAN IEEE 802.11b/g/n
・CANopen、SAE J1939 サポート
・TCP raw modeのためのDLLライブラリ
・2 CAN-Bus接続によるブリッジモード
・ドライバーモード使用で簡単アクセスモード
・リモートフレーム、リスンオンリーモードサポート
・ソフト開発 C/C++, C#, VB.NET, LabVIEW, Delphi
・16K ESD サージプロテクト
・電源電圧 9-54V
・使用温度範囲 -20-+65℃
・MTBF 17Year at 45℃

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NetCAN Plus 110 Mini



この商品は、小型ですが、機能、性能はNetCAN Plus 110とほぼ同じで有り、メーカの都合により、
NetCAN Plus 110に機種統合され、在庫無くなり次第、販売停止になります。


NetCAN-PLUS 110 miniは、NetCAN-PLUS 110を小型ケースに搭載した物でWLANオプションは
搭載できませんが、それ以外の性能はNetCAN-PLUS 110とほぼ同等です。制御盤への取付も
DINレールへの取付アダプタ(オプション)など、取付易い形状になっております。





◆ 対応システム/操作モード/ドライバーについて

[ 対応システム ]  LAN接続機能を搭載しているWindows PC

[ 対応OS ] Windows 10/8/8.1, Linux, Windows CE (32bit/64bit)

[ 操作モード ] TCP Raw Server, CAN Bridge, Driver Modeの3モード
  TCP Raw Serverは、IPアドレスとポート番号でPCとLANを直結するやり方です。WLANでも可能です。
  CAN Bridgeは、NetCAN+を2台使用して2 CAN-Busを直結するやり方です。この場合、一方のNetCAN+のCANコネ
  クタに接続されたCANバスデータはNet経由でもう一方のNetCAN+のCAN コネクタから全て出力されます。従って、
  このコネクタにCANUSBを付けてPCへ取り込む事も出来ます。こうするとNetデータをモニタすること無くより簡単に
  使えます。この使い方はトンネルモードと呼ばれています。
  Driver Modeは、メーカが提供している「仮装COMモード」ドライバーソフトを最初に一回だけインストールしておき、
  このドライバーで自分のPCへUARTのCOMポート設定し、シリアルポート用のソフトを利用して通信する方法です。
  ドライバはVS COM社のNETCOM製品と同じドライバーを使用するようになっております。


マニュアルとツール
  ドライバー、マニュアルは下記の製品メーカのダウンロードセンターからダウンロードして下さい。
  http://www.visionsystems.de/downloadcenter.php



◆ NetCANのCANデータモニタソフト

CAN232J_PRG v1.8

  CANUSB, CAN232用として、弊社で開発したPC Windows用CANバスモニターソフト CAN232J_PRGは、v1.8以降で
  NetCAN+のTCPIP接続であるTCP Raw Serverモードでモニターすることが出来ます。NetCAN+からのデータを今
  までのCAN変換器からのデータと同じに画面に表示します。今までと同じようにNetCAN+を通じてCANバスへデータ
  を送り出します。CANバスのデータ確認用として、自分でプログラムを作る場合でもデバッグテストで役立つと思いま
  す。ご利用下さい。



◆ トンネルモード用に2台をご注文の場合

2台をサーバーとクライアントに設定しセットで納入します。

  NetCAN+の使用は、ある程度Netに関する知識を要求されるので、使い方が難しいと言う問題があります。
  NetCAN+を2台セットで購入し、トンネルモードで接続して、ある程度遠隔からCANデータをモニターしたい、また、
  NetCAN+を通じてCANバスへ指示データを送りたい等の要求ある場合、弊社で2台をサーバーとクライアントに設定し
  セットで納入するサービスを致します。
  Netの使用状況によっては、設定できない事もありますので、メールでやり取りした上で、可能な場合に受注致します。
  注文時にトンネルモードセットを注文したいと申し出下さい。ご相談に応じます。



 

Connect CAN Busses via Network (Bridging Mode)
 CANバスのネットワークによる接続(ブリッジモード)


◆ 基本:ネットワークによるいくつかのCANバスの接続

  VS Vision Systems GmbHはCANアダプタのVSCANシリーズを開発しました、それらはCAN スタンダード実行デバイスへの
アクセス手段としてのPCの提供を目的としています。これはプロトコルTCP/IPを使用したネットワークによって可能です、アダプタ
NetCAN Plus(短くNetCAN+)はこの目的のために開発されました。この文書は、ネットワークの使用によって利用できる特別な
特徴をカバーします。

PCへの代わりに、NetCAN PlusはCANバスへ、他方のNetCAN Plusへ、アクセスを許可することができます。全体的な結果として、
2つのCANバスは互いに接続されます。図1は、この原理を例示します。

     
    図1 1つのクライアントと1つのサーバー

茶色の線は、CANスタンダードによるケーブルを表します。青ラインはTCPによる論理的接続を意味します、これらは異なる方法で
実現されるかも知れません。NetCAN+で直接これはイーサネット、WLAN、更に遠くへは光ファイバー又は他のメディアかも知れま
せん。インターネットによる暗号化されたVPNトンネルさえ可能です。

左のCANバスは、Mでマークされ、接続されたNetCAN+は同じマークを使用します。右のNetCAN+とCANバスは、マークAを使い
ます。すべての接続CANバス装置で、M1とA1は、例として示します。 この文脈におけるCAN Bus Aは、スレーブまたはドーター
バスと名付けられます。TCP接続は、2つのNetCAN+の間で樹立されます。NetCAN+ Aはここではクライアントであり、それはこの
接続をNetCAN+ M(サーバー)へオープンします。この接続は両方向モードで動作します。

バスM上のデータはM1によって送られるか受信されます。同じ時間にデータは、NetCAN+ Mによって受信されます。設定後、
データはNetCAN+ Aに送られ、それはバスAにそれらを送ります。
それから、デバイスA1はデータを受信します。バスAからバスMへの送信は、正反対方向へ動作します。全てのデバイスは全て
のデータを受信します。


◆ シナリオ1、一つのマスターといくつかのスレーブバス

多くの状況で、要求は広がります。データ交換は、2つのバス間のみでなく、いくつかのスレーブバスがあるマスターバスににも起
ります。これもNetCAN Plusを用いて出来ます、しかし、実行する人は特別なプロパティを考慮しなければなりません。
サーバーとして設定したNetCAN+がそうすることができ、同時に複数のTCP接続に対応します。 図2はこの1例を示します。

     
     図2 1つのサーバーと複数クライアント

記号は図1と同じです。CANバスMはトップにあり、全ての接続デバイスと共に3台のスレーブ-バスA、BとCがあります。
NetCAN+ AからCの各々は、NetCAN+ MにTCP接続を同時に樹立します。
バスMに関するデータは、NetCAN+ Mによって全3つのNetCAN+ AからCに送り届けられ、それらはそれらの関連バスへ送られ
ます。すべてのデバイスは、バスMで生じたすべてのデータを受け取ります。しかし、NetCAN+ Mは、CAN側から受領した、
これらのデータをクライアントへ送るだけです。デバイスB1からのデータは、NetCAN+ Bで受け取られ、そしてそれゆえに、
NetCAN+ Mへ、最終的にバスMへ届けられます。バスM上のすべてのデバイスは、バスAからCとM上で生じたすべてのデータ
を受け取ります。バスA上のデバイスはバスBとC上で生じたデータを受け取りません。バスMが他のバスからもすべてのデータを
集めるのならば、これが簡単な構成です。また、M1のようなマスターが要請をデバイスに送れば、返信を受けとります。
そのデバイスがCANバスに接続しているところに関係なく。


◆ シナリオ2、複数のマスターといくつかのスレーブバス、完全な伝達

このインストールはシナリオ1とよく似た要求ですが、しかし今度は、全てのバスの全てのデバイスは、全ての他のバス上の全てのデバイスとのコミュニケーション機能を必要とします。
図3は、その目的を実行するための説明図です。

    
    図3 パラレル動作の複数ブリッジ

再び、CANバスMは、NetCAN Plusによってスレーブバスに接続されています。それぞれの接続についてシナリオ1と対照的に、
図1のように、2つのNetCAN+からなる分離ブリッジがあります。マスターはNetCAN+ MA, MB そして MCへ接続されています。
前の通り、CANバスMの全てのCANフレームは、全てのスレーブバスAからCに送り届けられます。しかし、今度は、それは各々
のバスに関して分離されたNetCAN+によって起ります。この点で、これはシナリオ1と同じ動作です。
しかし、もし、デバイスB1がCANフレームを送ったとすると、それはNetCAN+ BによってNetCAN+ MBへ届けられます。そして、
データはCANバスMへ送信されます。同時に、これらのデータは、NetCAN+ MAとMCによって受け取られます。 どのデバイスが
バスにデータを出したかは重要ではありません、それらは全て同じに扱われます。NetCAN+ MAとMCはCANバスAとCにデータを
送り届けます、最終的に、すべてのデバイスはバスBで生じたデータを受け取ります。
ネットの結果として、全てのデバイスから全てのデバイスへの通信が可能となります。


◆ 要約と特別な注意

無制限の数のCANバスを互いに接続することができますので、データは要求されるやり方で交換することができます。特殊な
要求に依存しては、インストールは非常に単純であり、また、より多くのデバイスのインストールを必要とします。
実行者は以下を理解しなければなりません。

 ・ブリッジ機能のメディアはTCP/IPである。部分的なセクションで少なくとも、それはイーサネットまたはWLANに基づいており、
  CANのリアルタイム・オプションは、もはやあてはまりません。
 ・さらに、数ミリ秒の遅れが、バス間にあります。この理由によって、データのソースへ認識したエラー状態を合図することが
  出来ません。
 ・そして最終的に、上のパラグラフの「無制限」は、いくつかの制限でだけ有効となります。
  データレートとスループットに応じて、マスターとしてのNetCAN Plusは、それ相当のクライアントを取り扱うことができるだけ
  です。これは顧客によって、実地試験において確かめられなければなりません、大部分の実装例では、最高10のクライアント
  が現実的なようです。

データ伝送のためのプロトコルはTCP/IPですので、インターネットによってNetCAN Plusを操作することは現実的です。
この公共ネットワークの上の作動では、暗号化VPNの使用が推奨されます。すでにNetCAN+へ組み込まれているのは、
OpenVPNとして知られているプロトコルです。
バスの全ての(プロトコルとして)データの単純な受信とストアのような機能は、リアルタイムの流儀を必要としないので、これは
ワイドエリアネットワークの使用に特に適しています。

***この文書は、Vision Systems が英文で作成した説明文をそのまま(株)コンパス・ラブが和訳した文書です。
***この内容に不明がある場合は、英語原文を参照して下さい。





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